2009.7.22 皆既日食
静岡は部分日食

☆☆ この背景画像は北斗七星を抽象化したもの。

☆☆ 次ページの背景画像はオリオン座の中央の三星を抽象化したもの。

(日本古来の星の捉え方は西洋の感覚とは大いに異なる。 日本の文様より)



46年ぶりの太陽と月の壮大な宇宙イベントを、体力があれば皆既帯の鹿児島

の南の島で観察したいが、已む無く我が家の庭先でカメラを三脚に据え

日食を待った。

朝方は予報どうりの雨で絶望的だったが、8時過ぎになると雨は止み、流れが

早く厚い雲のところどころに明るい切れ間がのぞき、9時過ぎになると、ときに

太陽が姿を現した。

9時20分、晴れ間が大きく広がり太陽がまぶしく輝いたが、

それも束の間、部分食のはじまる9時52分には、空は雲に覆われてし

まっていた。

10時32分、うっすらと欠けた太陽が見えるようになり、最大食分78.5%

(静岡)になる11時10分の数分前からは奇跡的にはっきりと三ヶ月のよう

な太陽が見えて、20数回シャッターを押していた。

このあと暫くしてふたたび状況は悪くなっていったが、食の始めから

食の終わりの12時29分までの間に撮った写真約200枚

のうちから、9枚を2枚のページに載せた。

なお、ぼんやりした写真があるが、この日の天候を表現しているので

敢えて載せた。

2009.7.22

AM8:30

雨はすでに止み、流れの速い雲の

ところどころに、明るい切れ間が。

食の始まる82分前。

AM9:11

雲の切れ間に太陽が姿を現す。

食の始まる41分前。

AM9:22

晴れ間が広がり、太陽が輝く。

食の始まる30分前。

太陽に露出を合わせるので、

空や雲は露出不足で真っ黒に

なる。

AM10:32

食の始まった9:52は、空はまた雲に

覆われ、撮影できなかった。

標記時刻になり、やっと

太陽がほんのりと、欠けた

姿を現す。

このあと、すぐ雲が厚くなり

見えなくなった。

AM11:10

標記最大食時刻の数分前

から、奇跡的に、

欠けた太陽はっきりと、

見え隠れするように

なった。

はやる心を抑え夢中で

シャッターを押す。

最大食分78.5%の写真。

日食―2 へ