東海道・島田宿の祭り つづき1

日本三奇祭の一つと言われる

島田の”帯祭”は、

3年に一度、寅、巳、申、亥年の10月中旬に催される。

掲載した写真は平成19年(亥年)のものである。

ここでは、大奴を主体に紹介したい。


”帯祭”のいわれは、

その昔島田では、嫁いできた花嫁は、晴れ着姿で大井神社

にお参りし、お披露目に町を歩く仕来たりがあった。

しかし、これは花嫁に気の毒だということになり、

元禄時代に、大井神社の大祭のとき、女性の大切な帯を

大奴の木太刀に飾って、披露の代わりとし、あわせて

安産祈願をしたとされている。

お先触、「下に~下に」。

十万石の格式とか。

後ろにお長柄六人が続く。

御先騎。
稚児行列。
稚児行列の後に、

お弓六人が見える。

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